富山県高岡市に本社を置き、菌床きのこの生産や販売を手がける株式会社森の環(もりのわ)が制定。
日付は「ハ(8)ナ(7)ビラタケ」(花びら茸)と読む語呂合わせから8月7日を記念日としたもの。
同社では独自の技術によりビタミンDを豊富に含むキノコのハナビラタケを「食べるビタミンD」として商標登録し販売。免疫機能や骨の健康を支える重要な栄養素であるビタミンDの大切さを広めるとともに、ハナビラタケの普及が目的。
記念日は2025年(令和7年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同社ではハナビラタケとビタミンDの認知拡大などのイベントを実施し、こころ豊かな食と健康に貢献する。
株式会社森の環は1967年(昭和42年)12月18日に設立した会社。資本金は4,800万円、従業員数は社員39名・実習生20名・パート65名の計124名(2026年3月期)となっている。代表者は代表取締役の春日勝芳(かすが かつよし)が務める。
ハナビラタケは標高1,000m以上の高山にのみ生息する珍しいキノコである。自然界では見つけることが難しく、幻のキノコとも呼ばれている。高山で自生するハナビラタケを人工栽培するには標高1,000mもの山のような環境を1年中作る必要がある。
まず最初にキノコが生える土台となる菌床の原料・おが粉を作る。自然界のハナビラタケはカラマツの根元に自生するため、山で伐採したカラマツを使用する。出来上がったおが粉と栄養となるふすま(小麦のぬか)、きれいな水を加えてよく混ぜる。
ハナビラタケが成長しやすいように機械で形を整え、その菌床を3時間殺菌し、一晩かけて冷ます。殺菌を終えた菌床ひとつひとつにハナビラタケの種菌を植える。菌が植えられた菌床はハウスに運ばれる。
運ばれてきた菌床は栽培棚に丁寧に並べられる。そこから50日間かけて菌床を培養し、ハナビラタケの芽が出るのを待つ。だんだん菌床に根が伸びて白くなっていく。ハナビラタケがげんこつくらいの大きさになったら、袋をカットする。そして20日間かけてハナビラタケが大きく成長するのを待つ。
菌が植えられてから約70日後、大きく育ったハナビラタケが収穫の時を迎える。ひとつひとつの菌床から丁寧にハナビラタケを切り離し、パックするセンターに運ばれる。パックされたハナビラタケは箱詰めをして出荷される。そしてお店に並べられ、皆さんの食卓に並ぶ。
関連する記念日として、「きのこ」の需要が高まる頃として10月15日は「きのこの日」、テレビコマーシャルで「菌活」という言葉が初めて使われた日に由来して5月24日は「菌活の日」となっている。