リユースの日（8月8日 記念日）
リユースを手がける企業・団体で構成された一般社団法人・日本リユース業協会が制定。
日付は循環をイメージできる「8」が「リユース」といちばん繋がりが深い数字であることから、その「8」が並ぶ8月8日を記念日としたもの。「8」は物が人から人へと循環し続ける無限大（∞）と同じ形である。
リユース（Reuse）とは使わなくなった製品をごみにしないで繰り返し使ったり、他の製品の一部として使用するなどして資源を大切に使う取り組みを指す。
リユース業の社会的認知度向上とリユース人口の増加、透明性の高い健全なリユース業界の発展とともに、持続可能な循環型社会の形成に貢献するのが目的。
記念日は2023年（令和5年）7月27日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
一般社団法人・日本リユース業協会は、リユース並びにリユース業の社会的認知度向上と健全なビジネス環境の発展のために設立された。同協会は理念として、リユース業界の透明性の高い健全な発展を通じて、持続可能な循環型社会の形成に貢献する、を掲げる。
リユース市場は年々拡大しており、生活者のリユースに対する意識や興味・関心は変化しているが、一方で日本の総額で推計約44兆円の隠れ資産があるとも言われている。
そこでもっとたくさんの人に「リユース」の良さや楽しさを知ってもらい、「リユース」を行ってもらえるよう、同協会の会員企業と共に「リユースの日」をきっかけとした啓発活動を行っていく。
2020年（令和2年）3月末時点で、同協会に加盟する正会員企業は22社で、総店舗数は3906店舗となっている。加盟企業には、LINEヤフー株式会社、株式会社メルカリ、楽天グループ株式会社、株式会社ハードオフコーポレーション、株式会社ゲオ、株式会社キタムラ、株式会社トレジャー・ファクトリーなどが含まれる。
関連する記念日として、「ひとまわり（10）、ふたまわり（20）」と読む語呂合わせから10月20日は「リサイクルの日」、この記念日と同じ8月8日は「サステナブルファッションの日」となっている。
リンク：日本リユース業協会
