デジタルノマドの日（8月8日 記念日）
秋田県三種町に事務局を置き、日本におけるデジタルノマドの認知拡大・理解推進などのために活動する一般社団法人・日本デジタルノマド協会が制定。
日付は「デジタルノマド」が関わることで生み出す無限の可能性への期待から、無限大のマーク「∞」を思い起こさせる8が並ぶ8月8日に。世界的にも8月8日は「Digital Nomad Day」となっている。
デジタルノマドとは「デジタル＝パソコン・インターネット」と「ノマド＝遊牧民」を組み合わせた言葉で、パソコン・インターネットを活用して仕事をしながら旅を続ける人々のこと。
多種多様な職種の人が様々な場所を行き来する「デジタルノマド」のライフスタイルや文化を広めるのが目的。記念日「デジタルノマドの日」は2023年（令和5年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
世界的な記念日「Digital Nomad Day」は、アメリカでも有数のデジタルノマド向け雑誌『Rootless Living Magazine』により、デジタルノマドの文化の訴求を目的として2020年（令和2年）8月8日に制定された。
ノートパソコン・スマートフォン・タブレット端末などを使い、Wi-Fi環境のある喫茶店やコワーキングスペースなど、通常のオフィス以外の様々な場所で仕事をする人は「ノマドワーカー」と呼び、そのような働き方を「デジタルノマド」や「ノマドワーク」と呼ぶ。
一般社団法人・日本デジタルノマド協会（Japan Digital Nomad Association：JDNA）は、2022年（令和4年）8月8日に設立した団体。この日8月8日は同協会の設立記念日でもある。
同協会は、日本でデジタルノマドとしてのライフスタイルを過ごしやすくするための情報発信・交換をするコミュニティである。デジタルノマドの国内受入環境の整備や新たなライフスタイル普及に向けて情報発信などを行っている。
同協会はビジョンとして、ワークライフバランスと個々の自由度を最大化する新時代の働き方、デジタルノマドの可能性を広め、その実践を日本国内で広く支持しやすい環境を作ることを掲げる。テクノロジーの進歩と共に、個々のライフスタイルや働き方が多様化し、個々の価値観を尊重する社会を目指す。
同協会の活動内容として、デジタルノマドについて語るサミットの開催やデジタルノマドに関する資料の発行が挙げられる。サミットでは、デジタルノマド市場関係者のネットワーキングを目的とした交流会やトークセッションなどが行われる。
リンク：日本デジタルノマド協会、Wikipedia
