よさこい祭りの日(8月10日 記念日)

よさこい祭り振興会・よさこい祭り競演場連合会・公益社団法人高知市観光協会・高知市・高知県・よさこいチームが共同で制定。

日付は第一回「よさこい祭り」が開催された1954年(昭和29年)8月10日から。市民の健康と繁栄を祈願し、商店街の振興を促進するために始まった「よさこい祭り」は、半世紀の年月を超えて2万人の踊り子が参加する高知県を代表する祭りへと発展した。この祭りを高知県全体でさらに盛り上げ、未来へつないでいくことが目的。

よさこい祭り

記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。同協会の記念日としては日本の有名な祭りによる初めての登録となった。

よさこい祭りについて

よさこい祭りは毎年8月9日(前夜祭)、10日11日(本番2日)、12日(後夜祭・全国大会)の4日間、高知市内9ヵ所の競演場・7ヵ所の演舞場で約200チーム、約18,000人の鳴子を持った踊り子が工夫を凝らし、地方車には華やかな飾り付けをして市内を乱舞する土佐のカーニバルである。

「よさこい」は、「夜さり来い」(夜にいらっしゃい)という古語が変化した言葉である。高知県の民謡である「よさこい節」や「よさこい祭り」の略としても使用される。

よさこい祭り

この祭りは、全国的な不況の中、戦後の荒廃した市民生活が落ち着きを見せ始めた昭和29年に不況を吹き飛ばし、市民の健康と繁栄を祈願し、併せて夏枯れの商店街振興を促すため高知商工会議所が中心となり発足した。

昭和29年の第1回の参加人数は750人、参加団体は21団体。その後、第30回にはついに踊り子人数1万人を突破し、「よさこい」は絶えず新しいものを取り入れ、チームの個性化はますます進んだ。伝統的な音楽からロックのバンド演奏が増え、髪型や衣装も派手さを増していった。振り付けもサンバ調、ロック調、古典の踊りと工夫を凝らしており、見物人を飽きさせない祭りである。

リンクよさこい祭り

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カテゴリー「8月の記念日」「今日は何の日

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