1936年(昭和11年)のこの日、ベルリンオリンピックの女子200m平泳ぎ決勝で、日本の前畑秀子(まえはた ひでこ、1914~1995年)が地元ドイツのマルタ・ゲネンゲルを振り切って優勝した。
その様子はNHKラジオで初のオリンピック実況中継が行われ、NHKの河西三省(かさい さんせい、本名読み:かさい みつみ、1898~1970年)アナウンサーが「前畑ガンバレ!」を23回、「前畑勝った!」を12回連呼。その実況中継が日本中を沸かせた。この類いまれな熱い思いのこもった放送を後世に伝えるべく生まれた記念日。前畑選手はこのレースで日本女性初の金メダルを獲得した。
一般社団法人・日本記念日協会のWebサイトによるとこの日は「前畑ガンバレの日」となっている。その記念日は和歌山県橋本市の前畑秀子・古川勝顕彰活動委員会が制定。同市出身で日本人女性初のオリンピック金メダリストの前畑秀子の偉業を後世に伝えていくのが目的。「前畑ガンバレの日」は2023年(令和5年)に同協会により認定・登録された。
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