国土交通省のNPO法人・日本水フォーラム(東京)などの民間団体が2003年(平成15年)から「打ち水大作戦」として実施。
「百万人が心をそろえれば、熱した日本列島もいくらかでも冷やせる」と呼びかけ、ふろの残り湯やエアコンの室外機から出た水を使って、家庭や職場で人の手で打ち水を行う日。打ち水は、涼を呼び込む昔ながらの知恵である。
日本水フォーラムでは、「ヒートアイランド現象は百万人が一斉に打ち水をすれば気温を2℃下げられる」と訴えている。二十四節気の「大暑」から「処暑」までの間、主に7月22日~8月23日の約1ヵ月を「打ち水月間」として、「打ち水大作戦」などの打ち水に関するイベントが実施される。
「打ち水大作戦」において「打ち水の日」には、「みんなで朝から日暮れまでそれぞれの場所で好きな時に水をまこう」と呼びかけている。「打ち水大作戦」は2023年(令和5年)に20周年を迎えた。
2021年(令和3年)の「打ち水の日」は8月14日(土)を予定していたが、雨天のため延期となり、新たな「打ち水の日」は二十四節気「処暑」の8月23日(月)となった。2022年(令和4年)は8月4日(木)、2023年(令和5年)は8月1日(火)に実施された。
リンク:打ち水大作戦