宮崎県高鍋町の高鍋商工会議所に事務局を置き、宮崎県内各地の餃子関連団体で構成される宮崎県ひなた餃子連合会が制定。
日付を夏休み最後の三日間の8月29日、30日、31日としたのは、8月の「肉の日」の29日、宮崎の「み(3)」と「餃子の形の(0)」を組み合わせた30日、「野菜の日」の8月31日とすることで、具材に使うおいしい宮崎県産の豚肉・牛肉・鶏肉と、キャベツ・ニラ・ニンニクなどの宮崎産野菜などもアピールするため。
宮崎県では餃子をスーパーや専門店で購入し、持ち帰って家族などと食べる文化が根付いており、宮崎市は2021年(令和3年)に餃子の消費金額・購入頻度で日本一になった。宮崎県産の様々な高品質食材で包まれた宮崎餃子の魅力を発信することが目的。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
2021年の餃子の消費金額において、2位は栃木県宇都宮市、3位は静岡県浜松市であった。過去には宇都宮市が15年連続で日本一になったこともあり、宇都宮市と浜松市における日本一の一騎打ちが定番化していた時期もある。その他にも京都市や奈良市、福島市、鹿児島市などがランキングに入っており、これらが餃子を多く食べる街となっている。
宮崎では親戚や友達の家に行く時に、いつも食べているお気に入りの餃子を手土産にして持って行く餃子文化がある。また、お気に入りのスーパーや専門店の餃子をたくさん買って、冷凍庫に常備している家庭も多い。
宮崎は日本一になるまで餃子を食べる街としては全国的にあまり知られていなかったが、宮崎県は豚肉の飼育頭数が全国有数で、キャベツやニラの産地もある。餃子を宮崎の名物として広く知ってもらう活動が飲食店などを中心に広がっている。