北海道を代表する郷土料理の「石狩鍋」の発祥地である石狩市で、本場の「石狩鍋」を広くPRしようと結成された石狩鍋復活プロジェクト「あき味の会」が制定。
日付は石狩で鮭が捕れる時季で、「く(9)い(1)ご(5)ろ」(食い頃)、「く(9)い(1)にいこ(5)う」(食いに行こう)と読む語呂合わせなどから。記念日は2008年(平成20年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「石狩鍋」は、鮭の身のぶつ切りを野菜などとともに味噌仕立てにした鍋である。2007年(平成19年)度に農林水産省の主催で選定された農山漁村の郷土料理百選において、「ジンギスカン」や「ちゃんちゃん焼き」とともに、北海道を代表する郷土料理として選出された。
鮭の身だけでなく中骨などのアラも入れ、野菜は甘みを引き出すためにキャベツやタマネギを使い、豆腐、ツキコンニャクなどの具材が入る。そして、味噌を加え、最後に魚の臭みや味噌臭さを抑え、うま味を引き出すために山椒をかけるのが本場の「石狩鍋」である。