1954年(昭和29年)のこの日、日本中央競馬会(Japan Racing Association:JRA)が農林省(現:農林水産省)の監督の下で発足した。
これにより民営競馬がスタートした。それまでは、農林省蓄産部が運営する国営競馬だった。日本中央競馬会は日本中央競馬会法に基づく特殊法人で、公共性の強い法人で農林水産大臣の監督下に置かれている。
日本中央競馬会は事務局を東京都港区六本木に置き、その資本金は政府全額出資で約49億円となっている。主な目的には、競馬の健全な発展、畜産の振興、国や地方公共団体の財源の確保、馬文化の普及、スポーツとしての楽しみの提供などがある。主催する競馬は馬券の売り上げ、レースの質など世界的にも高い水準を誇っている。