東京都港区港南に本社を置き、健康と生活の向上にテクノロジーで貢献する株式会社フィリップス・ジャパンが制定。
日付は世界心臓連合(World Heart Federation)によって定められた「World Heart Day」が9月29日にであることから。日本では毎年約7万人が心臓の異常からくる心臓突然死によって亡くなっていることから、地域社会や行政、関係施設などと協力し、イベントや企画などを通じて心臓疾患からの社会復帰率の向上を目指した町づくりをサポートすることが目的。記念日は2018年(平成30年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は、AED(自動体外式除細動器)を製品群に持ち、心肺停止後の社会復帰率を向上させるプログラム「Heart Safe City」の構想を発表した。AEDとは「Automated External Defibrillator」の略で、心臓がけいれんし血液を流すポンプ機能を失った状態(心室細動)になった心臓に対して、電気ショックを与え、正常なリズムに戻すための医療機器である。
プログラム「Heart Safe City」では、①AEDの適正配置、②ファーストレスポンダー(真っ先にAEDを使用できる人材)の育成、③行政や自治体との体制づくり、の3つの策を推進していく考えである。
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