愛媛県松山市の介護付有料老人ホーム「松山エデンの園」が制定。
日付は「10月=じゅうがつ=しゅうかつ=終活」と読む語呂合わせから、その最初の日である10月1日を記念日としたもの。
同園では老後の住まい、遺言、介護、認知症、成年後見制度、お墓など、終活に悩んでいる高齢者のために「終活シニア大学」と題する講義やセミナーを開催している。
終活に困っている人や何から手を付けたらよいかわからない人に始めるきっかけの日としてもらい、一人でも多くの人に終活についての情報が届くようにするのが目的。また、全国の終活に関する団体が活動しやすくなるようにとの願いも込められている。
記念日は2023年(令和5年)10月1日に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「松山エデンの園」は1980年(昭和55年)6月20日に開設した施設で、社会福祉法人・聖隷福祉事業団が運営する。同園の定員は169名、居室総数は146室(一般居室 個室111室・介護居室 個室35室)となっている。
穏やかで開放的な瀬戸内の海に面し、一年を通じて温暖な気候に恵まれている松山。正岡子規の故郷であり、夏目漱石の坊ちゃんでも名高いこの街は、古くから行政・教育・文化の中心として栄えてきた。
JR松山駅から車で約15分、市街の活気を身近に感じる緑豊かなロケーションに「松山エデンの園」はある。同園は1~3号館に共用棟を加えた全4棟で構成されている。
大規模施設では得られないアットホームな雰囲気が、ここに住まう人々のふれあいをいっそう深め、歴史と文化の薫るこの街の温もりが、穏やかな安らぎを育んでくれる。
通路で繋がれた各棟には、居室(一般居室・介護居室)のほか、大浴場や食堂、トレーニングコーナー、シアタールームなど、入居者が健やかに暮らすための共用施設が配置されている。絶えず入居者が集うロビー・ラウンジなど、人の温もりを感じさせる施設環境も調えている。
リンク:松山エデンの園