神奈川県厚木市で、ボリュームたっぷり、安くて美味しい手作りのサンドイッチを販売する「株式会社ヤマモトヤ山本幸子」が制定。
日付は数字の1をパンに、0を玉子に見立て、パンとパンの間に玉子を挟んでいるので101となり、玉子サンドの姿を表現しているところから10月1日を記念日としたもの。
同社が1975年(昭和50年)の創業以来作り続けている人気商品の「玉子サンド」をPRすることが目的。記念日は2022年(令和4年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
1975年(昭和50年)10月14日、惣菜やパン、菓子、サンドイッチなどを販売するヤマモトヤ小売店が開店した。1978年(昭和53年)に海老名市東柏ケ谷に小売2号店が開店した。
1982年(昭和57年)にヤマモトヤ本社工場を開設。2016年(平成28年)に会社名を現在のヤマモトヤ山本幸子に変更。2018年(平成30年)、厚木市上荻野に本社・工場を移転。
そして、2019年(令和元年)12月に玉子サンドの無人販売をスタートさせた。ヤマモトヤは創業以来、たった一日も休んでいない。目印となる黄色のコンテナや玉子サンドの販売所には「玉子サンド研究所」の文字が書かれている。
ヤマモトヤ小売店の開店時のエピソードとして、10月14日の開店を前にして直前の10月10日までパン屋が決まらなかった。そんな田舎ではできないと、ありとあらゆるところから断られていた。
そんな紆余曲折の中、ヤマモトヤのパンは日糧製パンに決定した。日糧製パンがサンドイッチをメインにやっていたことをきっかけにヤマモトヤもサンドイッチを始めることとなる。多く断られたが、日糧製パンに出会ってよかったと山本幸子社長は語る。
ヤマモトヤの玉子サンドは、まだまだ未完成。今までと変わらぬ味ではなく、試行錯誤の繰り返し。今日も、明日も、玉子サンドを造り続けていく。
関連する記念日として、同社は10月14日を「ヤマモトヤ・無人売店の日」に制定している。日付は「株式会社ヤマモトヤ山本幸子」の創業日に由来する。
リンク:ヤマモトヤ山本幸子