中央盲人福祉協会が1931年(昭和6年)に「視力保存デー」として制定。戦後、厚生省(現:厚生労働省)が「目の愛護デー」と改称した。
日付は「10」「10」を横に倒した形が目と眉に見えることから。また、1963年(昭和38年)のこの日、アイバンクが開設した。「目の愛護デー」には公益社団法人・日本眼科医会も参加して目の伝染性疾患予防などに対する知識の普及活動の拡大、失明者に対する福祉運動などのイベントを実施している。
中高年の失明原因は第1位が「緑内障」、第2位が「糖尿病網膜症」であり、これらは初期に自覚症状が全くない。また、失明原因としては多くないが、「網膜剥離」や「白内障」など視力を低下させる病気もある。日本眼科医会では、目の健康を守るため、年に一度は眼科専門医を受診するよう勧めている。
1月3日は「ひと(1)み(3)」(瞳)と読む語呂合わせで「ひとみの日」、10月1日は「メガネの日」、10月1日~10日は「目とメガネの旬間」となっている。
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