産後リカバリーの日(10月10日 記念日)

神奈川県厚木市に事務所を置き、「積極的な休養=リカバリー」の取り組みを行う一般社団法人・日本リカバリー協会が制定。

日付は妊娠期間をいう言葉「十月十日(とつきとおか)」に由来したもの。妊娠から出産までと同じくらいの産後期間の心と体のリカバリーも大切にしてもらいたいとの思いも込められている。

出産直後から心身ともに多忙な「産後のお母さん」の疲労を改善するために、お母さん自身が自分の心と体をいたわり、支える家族や周囲の人、社会がお母さんの疲労に目を向けるきっかけの日とするのが目的。記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

産後リカバリープロジェクト

日本リカバリー協会では、2022年(令和4年)11月28日、「産後」に正しい情報と支援を行うために「産後リカバリープロジェクト」を発足させた。

「産後」を一つのターニングポイントとして正しいヘルスケア知識を広げ、日本人の生涯にわたる健康やQOL(Quality Of Life:生活の質)、子どもの健全な成長をもっと社会で応援していくことが目的。

産後リカバリー=出産後のあらゆる負荷を軽減する。そのために、現状の産後女性・夫婦を取り巻く様々な課題にプロジェクトとしてアプローチを行う。

同プロジェクトでは、産前産後の男女のストレスや疲労状況などを分析した「産後リカバリー白書」の発行、Webサイトでの情報発信、産後リカバリーの企業向け福利厚生セミナーや産後リカバリーヨガのイベントの開催などの活動を行う。

また、出産や子育てに関連する商品、サービスを展開する企業を中心に、出産後のあらゆる負荷を軽減する活動に賛同する企業も募集している。

出産後の母体へのダメージは「交通事故レベル」と例えられることもあるほどにも関わらず、出産前と比較しても産後の女性(夫婦)に対する、リカバリーのためのサービス・情報・環境が大幅に不足している。

同プロジェクトは「ママの心身のリカバリー」をはじめ「夫婦の心身のリカバリーの社会浸透」「産後リカバリー」の文化づくりを推進することで日本の子育ての環境を向上させることも目指す。

リンク日本リカバリー協会

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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