医療従事者のための手荒れ予防の日(10月10日 記念日)

米国に本社を持つグローバル医療機器メーカーのカーディナルヘルス株式会社(Cardinal Health K.K.)が制定。

日付は10月10日を「て(10=ten)あ(1=i)れ(0)」(手荒れ)と読む語呂合わせから。

医療従事者のための手荒れ予防の日

同社の主力製品の一つとして手術用手袋がある。その多様な製品の中には、手袋の内側に保湿成分のグリセリン、グルコノラクトン、プロビタミンB5(パンテノール)を含有したコーティングを施したもの(ニューセラ)もあり、日々、手術室で勤務する医療従事者の手の健康をサポートしている。

記念日を通して、手術のみならず医療従事者に対して広く「手荒れ予防」の大切さとその対策について知ってもらうのが目的。記念日のキャッチコピーは「わたしのて、がんばるて、みんなのて、だいじなて」である。

記念日は2023年(令和5年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。

カーディナルヘルスのロゴ

カーディナルヘルス(Cardinal Health, Inc.、NYSE:CAH)は、米国オハイオ州ダブリンに本社を置き、世界中の医療機関、薬局、研究所などに総合的なヘルスケアサービスおよび医薬品・医療製品・データソリューションを提供しているグローバル企業である。

同社は医療システムの臨床側と運営側をつなぐ重要な存在として、データ分析や顧客理解を通じて、医療の発展を促進し人々の日々の生活の向上を目指す。50年以上にわたる実績を活かし、現在そして未来のヘルスケアの複雑な課題に取り組む。

日本法人のカーディナルヘルス株式会社は1973年(昭和48年)2月に設立した会社。資本金は4億8500万円。東京都新宿区西新宿に本社を置く。

手術用手袋は手の保護に非常に有用である反面、手袋を装着することで皮膚過敏症を誘発することもある。また、合成ゴム手袋の装着により手荒れが起きる場合もある。

アレルギー性接触皮膚炎(Ⅳ型アレルギー)は化学物質のアレルゲンに繰り返しさらされることで発症する。Ⅳ型アレルギーの原因となる加硫促進剤を使用していない手術用手袋もある。

ニューセラは手袋の内側に施されたカーディナルヘルス独自のコーティングである。保湿成分が乾燥から皮膚をまもり、皮膚成分の剥離を最小限に抑え、手の健康をサポートする。手荒れを防止し、高い人気を誇る手術用手袋である。

リンクカーディナルヘルスWikipedia

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カテゴリー「10月の記念日」「今日は何の日

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