1989年(平成元年)12月の第44回国連経済社会理事会の決議により制定。当初は10月の第2水曜日だったが、2009年(平成21年)12月の国連総会で10月13日に変更された。
国連が制定した国際デーの一つ。「国際防災デー」ともされる。英語表記は「International Day for Disaster Reduction」とされていたが、2019年(平成31年)1月の国連総会で「International Day for Disaster Risk Reduction」と改称された。直訳すると「災害リスク軽減のための国際デー」となる。
災害に対する備えを充実させ、災害の予防・被害減少を実現することが目的。また、国際的な協調を通じて一致した行動を取ることで地震、風水害、土砂崩れ、火山噴火、森林火災、虫害、干ばつ、砂漠化、その他の自然災害の被害から人命や財産、社会的秩序を守ることをアピールする日である。
1990年(平成2年)~1999年(平成11年)を「国際防災の10年」(International Decade for Natural Disaster Reduction)とし、減災の活動を展開した。また、毎年国際的な減災のためのテーマを定めて、防災への取り組みが行われている。この日を中心に国連事務総長からメッセージが発信される。