インフィオラータ記念日（10月13日 記念日）
東京都世田谷区赤堤に事務局を置き、「インフィオラータ」製作の第一人者で花絵師の藤川靖彦氏が代表理事を務める一般社団法人・花絵文化協会が制定。
日付は東京・晴海で日本で初めてとなる「インフィオラータ」が開催された2001年（平成13年）10月13日から。
「インフィオラータ」とは、地面の上に花びらを並べて大きな絵などを描くもので、作品の美しさはもちろんのことアーティストとともに市民が協力して作り上げる過程も魅力のアートイベント。
「インフィオラータ（Infiorata）」は、イタリア語で「花をまく」という意味で、400年以上の歴史を誇る。市民が教会までの道のりを花や種子などで宗教画を描くもので、イタリアやスペインを中心に世界各国で現在でも盛大に行われている。
記念日を通してより多くの人に「インフィオラータ」を知ってもらい楽しんでもらうのが目的。記念日は2021年（令和3年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
花絵文化協会（HANAE JAPAN、Hanae Cultural Association）は、2016年（平成28年）10月13日に設立された団体。花絵を日本の文化として育て、より広く、より多くの人々に花絵の魅力を伝えていくことを目的とする。
また、「花絵を、日本の文化に。」をスローガンに掲げる。同協会は、日本の文化と花のアートが融合し、人々の心に染み入るような日本の花絵文化を創造し育てていく。
2001年（平成13年）、藤川氏はイタリアのジェンツァーノ市で見た、「花の絨毯」と呼ばれる「インフィオラータ」に衝撃を受け、同年の10月、東京・晴海で日本初となる「インフィオラータ」を開催した。
その日から20年、国内外350ヵ所を越える会場で花絵作品をつくり、年間150万人を越える来場者が訪れるアートイベントへと育った。
「花で描く新しい観光文化の創造」をテーマに、「東京インフィオラータ」や「大阪インフィオラータ」を開催しており、花で描く文化を、日本に普及させるべく活動を行なっている。
