点字の日・日本点字制定記念日(11月1日 記念日)

1890年(明治23年)のこの日、日本語用の点字が決められた。

それまで日本語を点字で表す時は、欧米の点字を利用したローマ字綴りにより表現されていた。そこで、官立東京盲唖学校長の小西信八が、かな文字にあった点字の研究を依頼し、教員や生徒から3つの案が出された。それらを検討した結果、この日開かれた日本点字選定会で、教員の石川倉次が考案した石川案が満場一致により正式に採用された。

「日本点字制定記念日」は、神奈川県大和市に事務局を置く特定非営利活動法人・日本点字普及協会が制定。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日を記念して、毎年全国で点字の普及を促進する催しが行われている。

1月1日は日本初の点字新聞「あけぼの」が創刊されたことに由来して、「日本初の点字新聞「あけぼの」創刊記念日」となっている。

リンク日本点字普及協会

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

関連記事