ペットフード工業会(現:一般社団法人ペットフード協会)など6団体が1987年(昭和62年)に制定。
日付は犬の鳴き声「ワン(1)ワン(1)ワン(1)」と読む語呂合わせから。
犬についての知識を身につけ、犬をかわいがる日とされている。
犬の品種の数は2020年(令和2年)3月時点で、ベルギーのトゥアンに本部を置く国際畜犬連盟(フランス語:Fédération Cynologique Internationale:FCI)に352の犬種が公認されている。世界には非公認の犬種を含めると約700~800の犬種があると言われている。
古くから日本に住んでいる犬は日本犬と呼ばれ、国の天然記念物に指定されているのは、柴犬、秋田犬、甲斐犬、紀州犬、四国犬、北海道犬の6犬種である。その他に日本の品種として、岩手犬、川上犬、三河犬、狆(ちん)、土佐闘犬、日本テリア、日本スピッツなどがある。
外国の犬種としては、イギリスのゴールデン・レトリバー、コーギー、ビーグル、ボーダー・コリー、ジャック・ラッセル・テリア、ドイツのシュナウザー、ダックスフント、ジャーマン・シェパード、ポメラニアン、ドーベルマン、クロアチアのダルメシアン、イタリアのマルチーズ、フランスのパピヨン、オランダのコーイケルホンディエ、ロシアのシベリアン・ハスキー、メキシコのチワワ、中国のシーズー、パグ、チャウ・チャウなどがある。
ペットフード協会は、1969年(昭和44年)10月に設立された団体で、東京都千代田区神田須田町に事務局を置く。国内でペットフードを製造・販売する企業で構成され、ペットフード市場の90%以上が会員社によってカバーされている。
同協会では、ペットフードを通して、ペットと人の生活の質を高め、「ペットとの幸せな暮らし」を実現することを目標に掲げている。
ペットフードの安全性・品質向上、その普及・啓発、ペットの正しい飼育方法と飼育拡大に関する啓蒙、ペットやペットフードに関する情報発信などの事業を行っている。また、よりよいペットライフの実現に貢献すべく、弛まぬ努力を重ねている。
アメリカでは8月26日が「犬の日」(National Dog Day)となっている。この記念日はアメリカの愛犬団体が2004年(平成16年)に制定したものである。
その他、犬に関連する記念日として、4月8日は「忠犬ハチ公の日」、5月13日は「愛犬の日・FCIデー」、6月にある「犬を職場に連れて行く日」、7月10日は「ドットわん・犬の納豆の日」、11月10日は「人と犬・愛犬笑顔の日」となっている。
また、猫の鳴き声「ニャン(2)ニャン(2)ニャン(2)」と読む語呂合わせから、2月22日は「猫の日」となっている。