日本放射線技師会(現:公益社団法人・日本診療放射線技師会)が2003年(平成15年)に制定。
1895年(明治28年)11月8日、ドイツの物理学者W・C・レントゲン(1845~1923年)がX線(X-ray)を発明したことにちなんで。レントゲン博士はこの功績により、1901年(明治34年)に第1回ノーベル物理学賞を受賞した。
レントゲン博士によるX線の発見は、診療放射線技師にとっては単に歴史的な重要性を持つばかりでなく、職業の起源となる記念すべき日でもある。このX線に代表される放射線は医療や科学の発展に多大な貢献をもたらし、特に医療分野においては放射線の利用なくして医療が成り立たないといっても過言ではない。
この期間には、医療における放射線の正しい知識を伝え、放射線の専門家である診療放射線技師の仕事について知ってもらうために全国各地で様々なイベントが開催される。
レントゲンがX線を発見した11月8日は「レントゲンの日」となっている。
リンク:日本診療放射線技師会