サンドウィッチ店チェーンの神戸サンド屋が制定。
サンドウィッチの名前の由来とされるイギリスの貴族、第4代サンドウィッチ伯爵ジョン・モンタギュー(John Montagu、1718~1792年)の誕生日であり、また「いい(11)サン(3)ド」と読む語呂合わせから。
ただし、ジョン・モンタギューの誕生日はコトバンクなど11月3日とする情報もあるが、現在のWikipediaでは生年月日が1718年11月13日となっている。
この日とは別に、3月13日は1が3で挟まれている(サンド1=サンドイッチ)ことから「サンドイッチデー」となっている。
ジョン・モンタギューはサンドイッチを発明したわけでも推奨したわけでもないが、大のギャンブル好きで昼夜を問わず常にゲームをしながら食べていたことがきっかけで名前が付いたと言われている。一方で、モンタギューは要職にあって多忙を極めていたために、徹夜の賭博に割くような時間はなかったとの意見もある。
フランスでは、バゲット類のサンドイッチが主流で、パンの表面がパリパリとしていて腰があり崩れにくい。他にクロワッサンを用いたものもある。
ドイツでは、もっぱら硬い(ハード系)パンが用いられ、薄くスライスした田舎パンや、水平に切れ目を入れて上下に二分割した小麦の丸パンが主流である。
イギリスでは、日本人が食パンと呼ぶ柔らかい(ソフト系)パンをスライスしたものを用いるサンドイッチがあり、パン耳を切り落とすものも、パン耳をつけたままのものもある。他にもベーグル、ロールパンなどを使うこともある。
サンドイッチの具材は特に限定されておらず、ハムやソーセージ、ローストビーフ等の肉類、スモークサーモンや小エビ、ツナ缶等の魚介類、茹で卵、キュウリやトマト、レタス、オリーブの実、ビーンズ、ポテトサラダ等の野菜類、チーズや生クリーム等の乳製品などが一般的に使用される。
BLTサンドイッチは、パンにはさむ食材として、ベーコン(bacon)・レタス(lettuce)・トマト(tomato)が用いられることから、それぞれの頭文字を取って名付けられた。