福岡県久留米市の一般社団法人Nanairo lab(ナナイロ ラボ)と同法人が運営する7人制女子ラグビーチームのナナイロプリズム福岡が制定。
日付はラグビー界でもよく使われる「One for All. All for One.」を「One(1) four(4) All」とかけて1が4つ並ぶ11月11日に。また、この日によしもと福岡と新喜劇などを開催してみんなで笑う日としたいことから記念日名に「笑って」を付けている。
ラグビーの良さを多くの人に知ってもらい、ラグビーボールの形である楕円形のものを大切な人に贈る文化を創るのが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
Nanairo labは、「スポーツを通じた人間育成により、子供からシニア世代までが夢を持って社会へ参加し、互いに奉仕する世界を実現すること」を目的として九州・福岡にて誕生した。
その目的達成のために事業として、①社会貢献事業:地域社会の人々との交流と健康促進、②メディカル プロジェクト事業:医療従事者を中心とした重度スポーツ傷害への対応、③7人制女子ラグビーチーム事業:プリズム福岡の運営、を中心に行っている。
また、Nanairo labは、現役アスリートが競技生活と並行しキャリアを形成する「デュアル キャリア」を目指し、大学・大学院進学、資格取得をサポートし、新たなアスリートのロールモデルを目指す。
ミッションとして、九州に世界と戦えるラグビーチームを創り、地域のシンボルとなること、人々がスポーツを楽しみ、健やかに生き、日々成長できる環境をつくること、スポーツによって傷害を負った人々が、再び社会で活動できる仕組みをつくること、を掲げる。
「One for All. All for One.」は「一人はみんなのために、みんなは一人のために」という意味。フランスの作家アレクサンドル・デュマ(Alexandre Dumas、1802~1870年)の小説『三銃士』(Les Trois Mousquetaires、1844年)で、主人公のダルタニャンと三銃士の誓いの言葉として登場した。
早稲田大学のラグビー部が、この言葉をモットーとして取り入れ、今では日本のラグビー協会全体のキャッチフレーズになっている。一人はみんなのために、みんなは一人のために頑張る、味方のミスもみんなで引き受けて次に臨む、というラグビーのチームプレイの精神を表す言葉である。
リンク:Nanairo lab、Wikipedia