ハイブリッドキャリアの日（11月11日 記念日）
東京都港区南青山に本社を置き、人材派遣業を中心とした業務を手がける株式会社パソナが制定。
同社では個人事業主や副業・兼業など自立的に働く個人の人と、そうした人材を活用する企業・団体などを対象に、個人が主役の働き方を応援するプラットフォームのハイブリッドキャリア協会を設立した。
日付は同協会の設立日である2021年（令和3年）11月11日から。また「1」を自立する個人に、その集合である「1111」を自立する個人の団体と見立て11月11日にとの意味合いもある。
ハイブリッドキャリアの普及・啓発が目的。記念日は2022年（令和4年）に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社は1976年（昭和51年）2月16日、大阪市北区に人材派遣事業を主業務として創業した会社。その後、1988年（昭和63年）4月14日に設立した。株式会社パソナグループの完全子会社であり、同グループの中核企業である。
2020年（令和2年）8月31日に、同社は本社の主要機能を兵庫県の淡路島に移す方針を明らかにした。淡路島の西岸にテーマパーク「ニジゲンノモリ」や「ゴジラ」のミュージアム、「ハローキティ」レストランなどを開設している。
ハイブリッドキャリア（Hybrid Career）とは、多様な価値観に基づき、場所や組織にとらわれない新しい働き方を目指すもの。同社では社会の環境変化に臨機応変に対応できる人間力を身に付け、社会に貢献できる人財を育成するため、2022年4月入社の新卒採用において、ハイブリッドキャリア採用を開始した。
ハイブリッドキャリア採用では、新入社員が配属部署での業務に携わりながら、インサイドセールス×農業、施設運営×音楽、人事×新規事業立ち上げ、経営企画×会社運営、人材サービス×スポーツなど、場所や職種を超えて、入社1年目より社内の複数の業務に従事することができる。
また、ハイブリッドキャリア採用において、同社は入社と同時にパソナグループ以外での就業（複業）を支援する仕組みを設け、各々の夢・志にチャレンジし、多様な未来を描ける複線的なキャリア構築を支援する。
