茨城県が明治元年から100年目の1968年(昭和43年)に「県民の日を定める条例」により制定。
1871年(明治4年)旧暦11月13日、府県統合によって「茨城県」の名称が初めて使われた。この時誕生した茨城県は現在の茨城県北部に相当し、1875年(明治8年)に新治県および千葉県の一部を編入して現在の県域となった。
県民一人ひとりの郷土意識を高めることが目的。この日には、県内の公立小中学校・高校が休日になるほか、美術館や博物館、歴史館、植物園など茨城県の関連施設で入場料が無料になったり、割引を受けられる。さらに多くの施設でイベントなども実施される。
茨城県は関東地方に位置する県で、県庁所在地は水戸市。首都圏を構成し、都道府県人口は2024年(令和6年)10月1日時点で約281万人で全国11位、面積は6098km2で全国24位である。
福島県・栃木県・埼玉県・千葉県と隣接する。県の東側は太平洋に面しており、旧東海道に属する都道府県の中では最北端に位置している。県の木はウメ、県の花はバラ、県の鳥はヒバリ、県の魚はヒラメとなっている。
常陸国と下総国北西部によって形成され、歴史的には東関東方言地域に属する。主な観光地として、筑波山や偕楽園、国営ひたち海浜公園、袋田の滝、鹿島神宮、加波山(かばさん)、弘道館、霞ヶ浦、五浦海岸などがある。水戸市の偕楽園では2月中旬~3月下旬に「水戸の梅まつり」が開催される。