幼稚園開園の日(11月16日 記念日)

1876年(明治9年)のこの日、日本初の官立幼稚園である東京女子師範学校附属幼稚園(現:お茶の水女子大学附属幼稚園)が東京・神田に開園した。

入園したのは50人ほどであった。園児は由緒ある家の子どもばかりで、男の子は洋服か紋付き、女の子は振り袖で、ほとんどがお付きの者を従えて、馬車や人力車で通っていた。

お茶の水女子大学附属幼稚園

お茶の水女子大学附属幼稚園は、入園した幼児を保育して、心身の発達を助けることを目的とし、次の3つの願いをもって保育を行っている。①自分のことを大切にする、②周りの人を大切にする、③環境を大切にする。

幼稚園児

幼児期の生活の中心は遊ぶことにある。遊びを通して、幼児は多くのことを学んでいく。このような幼児期の特性を踏まえ、同園では、それぞれの幼児がやりたいことを見つけ、その人らしく身の回りのもの、人、環境とかかわって遊ぶことを重視している。

そのため、1日の過ごし方は、その子どもの興味や関心によってそれぞれ異なる。幼児一人ひとりの思いに添った生活の自然な流れを大切に考え、個々の子どもの興味や意欲、自ら考え行動しようとする姿勢を育てたいと考えている。

関連する記念日として、1869年(明治2年)5月21日、京都市に日本最初の近代小学校「上京第二十七番組小学校」と「下京第十四番組小学校」が開校したことに由来して、5月21日は「小学校開校の日」となっている。

リンクお茶の水女子大学附属幼稚園Wikipedia

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「11月の記念日」「今日は何の日

関連記事