東京都中央区銀座に事務局を置き、ビール業界の健全な発展を図ることを目的に活動をし、また女性に適正な飲酒を呼びかけているビール酒造組合が制定。
日付は2014年(平成26年)に施行された「アルコール健康障害対策基本法」に基づく「アルコール関連問題啓発週間」の11月10日~16日の中で、「いい(11)ビール(16)」と読む語呂合わせから11月16日に。
女性にお酒との上手な付き合い方の知識を身につけてもらい、生活習慣病のリスクを高める飲酒をしている人を少なくすることが目的。記念日は2017年(平成29年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
女性は男性よりもお酒に弱いとされている。その理由は、アルコールの分解が男性よりも遅いためである。1時間に分解できるスピードは男性の3/4で、約1.3倍の時間がかかる。また、体脂肪の関係で体内のアルコールが男性より濃くなりやすい。
これらの理由から、女性は男性よりも濃いアルコールが長く身体に留まる。このため、ただ酔いやすいだけでなく、お酒の飲み過ぎで体を壊しやすい。
女性の適量飲酒量は1日20gとされている。ビール・チューハイなら500mlまで(ロング缶1本)、ワインなら180mlまで(グラス1.5杯)、日本酒なら180mlまで(1合)。それ以上は、生活習慣病のリスクを高めると言われている。適量を守ってお酒を楽しむことが大切である。
リンク:ビール酒造組合