1989年(平成元年)の国連総会で制定。国際デーの一つ。英語表記は「Africa Industrialization Day」。
アフリカの工業化に対する国際社会の真剣な取り組みを促す日。1991年(平成3年)から2000年(平成12年)までは「第2次アフリカ工業開発の10年」に制定されており、その枠組みの中でこの国際デーが宣言された。それ以来、アフリカ工業化の重要性と大陸が直面している課題を認識するため、世界各地でイベントが開催されている。
国の経済と強い結び付きを持つ工業化は、アフリカ諸国が高い成長率を達成し、経済の多様化に貢献する。また、実質的な雇用と富を生み出すことで貧困撲滅に寄与する。
中でも製薬業界は、アフリカ大陸の発展を促進する重要な要素となっている。近年、アフリカの製薬業界の価値は上昇している。薬の生産は知識集約型産業における雇用を生み出し、また、人々の健康状態の向上に寄与している。
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