香川県三豊市に本社を置き、各種の冷凍食品の製造・販売を手がけ、全国の量販店、コンビニ、外食産業などに流通させている株式会社「味のちぬや」が2011年(平成23年)に制定。
日付は11月はかきが美味しくなる時期で、21日は「フ(2)ライ(1)」と読む語呂合わせから。
「海のミルク」と呼ばれ、栄養価の高いかきを多くの人に食べてもらうことが目的。記念日は一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
同社が制定した記念日として、3月7日の「メンチカツの日」、5月6日の「コロッケの日」、10月1日の「トンカツの日」などがある。
その他に、かきフライにはタルタルソースをかけて食べる頻度が高いことから、週間カレンダーで「かきフライの日」の11月21日の真上にくる11月14日は「タルタルソースの日」となっている。
「かきフライ」には、主にマガキが使用されるが、旬の時期(秋から冬)以降はイワガキ(春から夏)が替わって旬を迎えるので、ほぼ通年食べることができる。洋食店のメニューだけでなく、「かきフライ定食」などの形で和食店や喫茶店で供されることも一般的である。
かきフライが初めて作られた時期・発祥は諸説あるが、洋食発祥店とされることが多い東京・銀座の洋食レストラン「煉瓦亭」で初めて売り出されたとも言われる。煉瓦亭は、トンカツ・オムライス・エビフライ・ハヤシライスなどの発祥ともされる。