北海道札幌市に事務局を置く、ホクレン食用ゆり消費拡大協議会と北海道産青果物拡販宣伝協議会が制定。
日付は「百合根」の百から「100=10×10」として以前は10月10日としていたが、北海道の「ゆり根」が本格的に店頭に並び始めるのが11月中旬から下旬の頃なので、旧暦の10月10日付近である11月21日に。記念日を通じて「ゆり根」への関心をもっと高めてもらい、その認知度の向上を図ることが目的。
記念日は2019年(令和元年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。この日に合わせて、全国のスーパーや百貨店などで「ゆり根」の試食宣伝即売会が実施される。
全国に流通する「ゆり根」の約99%が北海道で生産されている。「ゆり根」は高温・多湿を嫌う作物で、かつては全国各地で栽培が行われていたが、次第に冷涼な気候の北海道に生産が集中し、今ではほとんどが北海道産である。
「ゆり根」は茶碗蒸しなどに入れて食されることが多いが、栄養豊富で漢方薬としても用いられる。上の「ゆり根の日」のポスターでは「ゆり根ごはん」の作り方が紹介されている。また、ゆり根キャラクターは「ゆりりん」である。