東京都千代田区丸の内に本社を置き、中古車店「ガリバー」などを全国展開する株式会社IDOM(いどむ)が制定。
日付は、所有車を単なる移動のための道具ではなく「いい車だな」と大事にして欲しいという思いから愛着を込めてブーブーと呼び、「いい(11)ブーブー(22)」と読む語呂合わせで11月22日を記念日としたもの。
欧米各国に比べ中古車の購入比率が著しく低い日本において「車を資源として捉え、最大活用する」という概念を普及させ、車資源の最大活用を通して持続可能な社会を実現することが目的。
多くの人に車の魅力を発見してもらい、「車っていいな」と感じてもらえるきっかけを提供したいという想いが込められている。記念日のキャッチコピーは「いい日 いいモノ いいブーブーの日」である。記念日は2024年(令和6年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
株式会社IDOM(IDOM Inc.)は1994年(平成6年)10月12日に創立し、同年10月25日に設立した会社。旧社名は株式会社ガリバーインターナショナル。2025年(令和7年)2月28日時点で、資本金は41億円、従業員数は連結で4,023名。東証プライム市場に上場しており、証券コードは7599となっている。
同社は中古車買取のパイオニア。中古車の販売と買取のGulliver(ガリバー)ブランドを軸に全国約460店舗を出店。昨今では、車両のサブスクリプションサービスや個人間カーシェアサービスなどをリリースしている。
ユーザーから買い取った車を、中古車販売店向けのオークションに出品することで利益を上げる「買取専門」というビジネスモデルを作り上げた。中古車の査定価格は、店と客との駆け引きではなく、査定に明確な基準を定め、全国の店舗で同じように査定価格を出すためのマニュアルを作り、価格決定を透明化した。
現物の車を見せずにパソコンの画面で写真や情報を見せて中古車を売る「画像販売システム」を実施。女性スタッフだけの店舗を実現。などなど、業界の常識をくつがえしてきた。現社名には自動車流通業界の変革に「挑む(いどむ)」との想いが込められている。
関連する記念日として、外国車ディーラー・株式会社ヤナセの創立記念日に由来して5月25日は「愛車の日」、「ヨ(4)イツ(2)ヤ(8)」(良い艶)や「イ(1)イ(1)ツ(2)ヤ(8)」(良い艶)と読む語呂合わせから4月28日と11月28日は「洗車の日」となっている。