耳アカが乾いている人と湿っている人の違い

耳アカは人によって乾いている人と湿っている人がいる。この違いは、耳の中で分泌されるフェロモンの量が少ないか多いかの違い。

耳の皮膚は鼓膜から外に向かって、ゆっくりとベルトコンベアのように月3mmぐらいずつ動いていく。そして、耳の穴の入り口付近の毛に当たって皮膚は剥がれる。その後、皮脂腺から出る脂分と粘液腺から出るフェロモンとが混ざり、これが耳アカになる。フェロモンは異性を引き付けたりする物質だが、粘液腺から出る黄色い液体に多く含まれている。

皮脂腺の数は人による差が小さいが、粘液腺の数は人によって差がある。粘液腺が少ない人はフェロモンの量も少なく、耳アカが乾いていて、粘液腺が多い人はフェロモンの量が多く、耳アカが湿っている。ちなみに、日本人の8割が乾いているのに対し、欧米人は逆に8割が湿っている。また、耳掃除は2週間に1回くらいで十分とのこと。やり過ぎには注意が必要。

2016/9/29

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カテゴリー「生活・科学

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