お店で試着した時はよく見えたのに、家に帰ると少し違って見えるという経験をしたことがある人もいるかもしれない。
痩せて見える鏡「シェイプアップミラー」(8万円)というものがあり、お店ではこの鏡を使っている可能性もある。裏側にある金具のネジを締めることで、表面が前面に湾曲した鏡で、映っている物を縮小して見せる、凸面鏡になる。金具が付いているのは頭、腹、脚の3ヵ所で、それぞれで調節が可能。
もともとは、大手ファーストフード店から女性用トイレの洗面台に使いたいとの依頼で作られた物。まだ痩せて見えるから注文しても大丈夫という安心感を狙って、売り上げアップを図ったと考えられる。これが好評だったため、洋服店の試着室やジムなどに設置されるようになった。
2016/9/30
カテゴリー「生活・科学」