流行野菜のキクイモは日本人が雑草扱いしてきた野菜

いま世界が注目する流行野菜には、ハンサムグリーン、芽キャベツ、ビーツ、スイスチャードなど、高い栄養価が美容によいと特に女性に人気となっている。

流行野菜には他にも、ビタミンCや鉄分が豊富でシミやシワ予防になるイタリア原産のロマネスコや、抗酸化作用のあるカロテンがかぼちゃより豊富でエイジングケアが期待できる南米原産のバターナッツ、地中海沿岸が原産でビタミンAなどが豊富で青汁にも入っているケールなどがある。

そんな流行野菜の中で日本人が雑草扱いしてきた野菜が北アメリカ原産のキクイモ。キクイモは戦後の食糧不足の時に栽培することが推奨されたが、繁殖力がすご過ぎていろんな場所を荒らすことから後に育てないように扱いが変わり、雑草として駆除されるようになった。このキクイモは糖尿病の予防に効果的で、またデンプンが少ないので糖質ダイエットにもお勧めな野菜。イヌリンという成分が血糖値を下げる働きがあるとして注目されている。秋が旬で一部のスーパーやインターネットで購入することができる。

2016/10/12

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「歴史・文化

関連記事