「One for all, All for one」と石田三成の関係

「One for all, All for one」(1人がみんなのために、みんなが1人のために)は、ラガーマンの精神である。

ラグビーの場合、試合に勝つためにはチームプレイが必要で、1人1人の役割とお互いの助け合いが重要である事からこのフレーズが使われる。「All for one」は「みんなが1人のために」という意味以外にも「みんなが1つの目的のために」という意味もあり、ラグビーでは試合に勝つ事、またはトライが目的となる。

この精神を掲げた人物が関ヶ原の戦いにおいて敗れた戦国武将の石田三成である。三成の旗には「大一大万大吉」(だいいちだいまんだいきち)と書かれていた。

三成の旗紋
三成の旗紋
画像元関ヶ原ブログ

旗紋の図案
旗紋の図案
画像元Wikipedia

これが「One for all, All for one」の精神で、「1人が万民のために、万民が1人のために尽くせば、天下の人々は幸福(吉)になれる」という意味である。時代を越えて立場も違うが、石田三成はラガーマンと同じ精神を持っていたことが分かる。

2017/10/20

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カテゴリー「歴史・文化

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