温泉の成分表の残念なカラクリ

温泉に行くとやはり気になるのが、温泉の効能が書かれた成分表の看板である。しかし、そこにはがっかりするカラクリがある。

温泉
画像元:温泉名人

温泉には温泉の成分・禁忌症・適応症が書かれた「温泉概要」が貼ってある。これは貼らないといけない事になっているため、どの温泉にもある。

温泉までわざわざ行くのは温泉ならではのメリット・効能があるからだが、一番気になるのは「浴用の適応症」の欄である。そこには一般的適応症と泉質別適応症が記載されている。

一般的適応症には、冷え性・筋肉痛・関節痛・神経痛・五十肩・疲労回復・健康増進などがある。「一般」とは「広く全部に当てはまる」という意味。では、どこまで当てはまるかというと、温かいお湯に入れば全部効くものばかりなのである。極端な話、家で風呂に入れば一般的適応症の効能は得られる。

その温泉ならではのメリット・効能は泉質別適応症だけという事になる。泉質別適応症には、きりきず・やけど・慢性皮膚病・うつ状態・虚弱児童・慢性婦人病・末梢循環障害などがある。ここに自分のほしい効能があれば温泉に来た意味があるが、反対になければ家で風呂に入っていればよかったという事になる。

このように「浴用の適応症」に関して言うと残念な内容になっている。ただし、一般的適応症も温泉の方が効果が期待できる場合もある。

2018/8/17

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カテゴリー「生活・科学

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