内科は若手の医者の方が死亡率が低い

病院には外科や内科、婦人科、耳鼻科など症状の違いに応じて様々な診療科があり、そこで働く医者も経験豊富な60代のベテランから20代の若手まで様々である。

医者

命を預けるのだから、やはり熟練の技を持つベテランに診てもらいたいという思いもある。しかし、そうとは限らない診療科がある。若手の医者の方が死亡率が低い診療科、それが内科である。内科の死亡率を見ると、60歳以上のベテランが12.1%なのに対し、39歳以下の若手が10.8%というデータがある。

日々医学が進歩して昔ながらのやり方よりも更によいやり方が出てくる。そんな中で、若い医者の方がしっかり勉強してきて、それをすぐに使える。逆にずっとそのやり方で結果を出してきた医者は昔のやり方で上手くいっているから変える必要がない。

内科は他の科に比べ治療法や薬の処方の仕方など日々進歩しており、内科医は最新の医療情報を勉強しておく必要がある。しかも、インターネットの発達などにより医療情報の更新のスピードが上がっている。そのため、経験重視のベテランより情報収集力が高い若手の方が死亡率が低い一つの要因と考えられている。

2018/8/14

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カテゴリー「生活・科学

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