ホコリが全て灰色の理由

服をしまうクローゼットやリビング、洗面所、キッチンなど、知らぬ間にホコリが溜まってしまう。そのホコリは全て灰色をしている。

様々な色の服やじゅうたんなどから出たホコリなら、カラフルなはずなのに全て灰色なのは不思議である。誰もが様々な色の絵の具を混ぜたことがあると思われる。その結果、混ざった絵の具は灰色になる。これと同じことが眼の中で起きている。

ホコリの灰色は「並置混色」という現象によるもの。並置混色とは、いくつかの色が並んだ状態のものを離れて見ると、それらが混ざった色に見えるという視覚現象である。例えば、下の画像のように赤と黄の点を細かく並べて、遠くから見ると色が混ざってオレンジに見える。

並置混色
画像元:色彩学講座

ホコリを顕微鏡で覗いて見ると、赤や青、緑、黄といった様々な色の繊維が存在する。しかし、この細かなカラフルな繊維は離れて見ると、眼の中で混ざり合い灰色に見えてしまう。つまり、ホコリは三原色が混ざる並置混色により灰色に見える。

2018/8/20

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カテゴリー「生活・科学

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