セロハンテープは薄いのに4層構造

セロハンテープは軽く引き出せてよく貼り付く、使い勝手のよいテープである。セロハンテープは透明で薄いが、実は4層構造になっている。

セロハンテープは紙などにはくっつくが、セロハンテープ同士は適度に剥がれる性質がある。そのため、1層目が剥がれやすいはくり剤、4層目がくっつきやすい粘着剤となっている。セロハンテープは「セロハン」という名前の通り、セルロースを加工して作られるセロハンを使用している。そのセロハンが芯の部分の2層目である。第2層のセロハンと第4層の粘着剤を一体化させる下塗り剤が3層目にある。

セロハンテープの4層構造

4層構造の中でも重要なのが第1層と第3層で、第3層の下塗り剤はセロハンと粘着剤を強くくっつけ、剥がれるのを防ぐ働きがある。そして、第1層のはくり剤は粘着剤をはじくため、巻かれているテープもスムーズに引き出すことができる。この4層が厚さわずか約0.05mmの中に圧縮されている。粘着力とテープの使いやすさを両立させるため、研究を重ねた結果、このような4層構造になっている。

ちなみに、一般的に「セロテープ」という呼称が普及しているが、これはニチバンの登録商標である。セロテープは1948年(昭和23年)に日本で最初の国産セロハンテープとして発売された。当時、国内で入手可能なセロハンテープがセロテープしかなかったため、普通名詞化して使われるようになった。

リンク:ニチバンWikipedia

2018/8/23

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カテゴリー「生活・科学

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