「カットソー」とはどんな服か

ファッション誌などで「カットソー」という言葉がよく使われている。Tシャツのことを意味しているようにも思えるが、そもそもカットソーとはどういう意味なのか。

カットソー
画像元ZOZOTOWN

カットソー(Cut and sewn)とは、編んだ生地をカット(Cut)して、ソー(Sew)してある服のことである。カットは「裁断」、ソーは「縫う」という意味。ちなみに、ソーイング・マシン(Sewing machine)はミシンのこと。つまり、カットソーとは、まずは1本の糸で編んだ生地であること、そしてその生地を裁断し、縫って作られた洋服全てのことを意味する。

そのため、Tシャツ・タンクトップ・ポロシャツ・パーカー・スウェットパンツなど、全てカットソーとなる。一方、縦と横の糸で作られた織物生地を使ったシャツ・デニム・スーツなどはカットソーではない。

多くの人がちゃんとした意味を理解していないのに、何故ファッション業界ではカットソーという言葉がよく使われるのか。それは、Tシャツと言うよりカットソーと言った方がオシャレに聞こえるため。カットソーは1980年代に使われ始めた言葉である。Tシャツよりもオシャレで高級感があるため、カットソーが広まっていった。

リンクWikipedia

2018/8/24

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「生活・科学

関連記事