天気予報において、低気圧は「進む」、高気圧は「移動する」と表現する。同じ気圧なのになぜ表現が違うのか。
画像元:tenki.jp
使い分ける理由としては、低気圧の方は中心の目がはっきりしているため、はっきり分かるものに対して「進む」と表現する。一方、高気圧の方は中心がぼやっとして分かりにくいため、全体が「移動する」と表現する。台風は低気圧であるため「進む」と表現する。
また、時速9km(5ノット)以下で動く低気圧・台風は「ゆっくり進む」、同様の高気圧は「ゆっくり移動する」と表現する。なお、低気圧は「発達する」、高気圧は「勢力を強める」と表現する。
2018/8/25
カテゴリー「生活・科学」