オリンピックの金メダルは授与された本人のものであり、額縁に入れて飾ってもよいし、お金に困った時などに売ってもよい。
金メダルはオークションにかけると相当な額になる。実際に海外では過去に何度か金メダルが売却されている。
例えば、2004年アテネオリンピックの水泳女子200mバタフライで金メダルを獲得したポーランドのオティリア・イェジェイチャクの場合、オークションでの売却価格は8万ドル(約800万円)だった。そのお金は全て白血病の子ども達のために国内の医科大学に寄付した。
また、さらに高い値段がついたこともある。それは1996年アトランタオリンピックのボクシングスーパーヘビー級で金メダルを獲得したウクライナのウラジミール・クリチコである。ボクシング界のスーパースターであるクリチコの金メダルは、2012年にオークションに出品され、その売却価格はなんと100万ドル(約8000万円)だった。そのお金は全て恵まれない子ども達のために寄付したという。
ちなみに、オリンピックの金メダルはほとんど銀製で表面に金メッキが施されたものである。これは開催国によっては純金製のメダルを用意することが難しいなど、経済的な事情で不利が無いようにとの配慮によるものである。
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2019/4/16
カテゴリー「スポーツ」