ガソリンスタンドは木造でも良い

ガソリンスタンド内の建築物は一般的に鉄骨造だが、木造のものもある。それは林業が盛んな大分県日田市の「日田北サービスステーション」の事務所棟である。

日田北サービスステーション

これは2016年12月に開業したガソリンスタンドで、総務省消防庁によると、木造によるガソリンスタンドは全国で初めてとされる。発火しやすい危険物を扱うガソリンスタンドだが、耐火基準さえ満たしていれば木造で建てても良い。

ガソリンスタンドを経営するオーナーは木材会社も経営しており、「火や地震に弱いと思われがちな木造建築へのイメージを拭い去りたかった」と建設の目的を説明している。木材には日田産のスギやヒノキが使用されている。

日田北サービスステーション

上の写真は建築中の写真だが、コストと工期を考慮して、事務所棟の階段とキャノピーは鉄骨となっている。耐火構造は木造軸組みを石こうボードで覆う「メンブレン型」を採用している。「メンブレン型」は日本木造住宅産業協会が大臣認定を取得しており、1時間耐火の木造を実現した。

ちなみに、建築物の耐火構造には「メンブレン型」のほかに「燃え止まり型」「木質ハイブリッド型」がある。「燃え止まり型」は内側にモルタルや石こうボードなどの燃え止まり層を形成することで、「木質ハイブリッド型」は心材の鉄骨を木材で被覆することで所定の耐火性能を確保する。

リンク日本経済新聞産経フォト国土交通省

2019/5/23

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「生活・科学

関連記事