銀行員がお札を数える時、最後にパチンと音を鳴らすが、これはただカッコつけている訳ではない。
その理由はお札の数え間違いを防ぐためである。お札を数える時、最後に2枚くっついている場合があり、お札を弾くと1枚と2枚で音が違う。特に銀行では新札を扱うことが多く、2枚がぴったり重なっている場合もあり、最後に音を鳴らすことでダブりがないかを確認している。もしダブっているとバチンと鈍い音がする。
ちなみに、お札を数えることを「札勘定(さつかんじょう)」といい、略して「札勘(さつかん)」ともいう。また、お札の数え方には縦方向に数える縦勘定(タテ勘・タテ読み)と横方向に数える横勘定(ヨコ勘・ヨコ読み)がある。多くの人が普通に数える方法が縦勘定で、扇型に広げて数える方法が横勘定である。
お札の数え方については動画のほうが分かりやすいと思うので、参考にしたYouTubeの動画を以下に掲載しておきます。
プロの札勘 基本編
札勘 タテ読み編
札勘 ヨコ読み編
リンク:バブル世代ど真ん中
2019/4/29
カテゴリー「生活・科学」