買い物カゴはカートより余計なものを買う

スーパーには買い物カゴとカートがあるが、カートより買い物カゴを使う方が余計なものを買ってしまうという研究結果がある。

買い物カゴを持つ女性

スーパーに必要な食材だけ買いに行ったのに、ついつい余計なものまで買ってしまうことがある。一見カートの方がたくさん買ってしまいそうだが、オランダの大学が検証したところ、買い物カゴを使った人の方が目的以外のものを買う確立が高くなると判明した。これには腕の動きが大きく関係している。

人間はある行動をすると無意識に特定の心理状態になる。これを「条件付け効果」という。例えば、電車の座席だと端の席に座ろうとする人が多い。これも条件付け効果の一つで、端は一方が壁で、過去の膨大な経験から「危険が少なく安全」だと刷り込まれているためで、無意識に落ち着ける端の席に座ろうとする。

買い物カゴを持っている方が余計なものを買ってしまうのも、これと同じ現象である。カートを押す人は腕を伸ばした状態になるが、買い物カゴを持つ人はカゴを腕に提げ、腕を曲げた状態になる。これが購買意欲に影響を与えると考えられている。

人間は何かを手に入れたい時、欲しいものを取る時に腕を曲げて引き寄せる。何度も腕を曲げる経験が蓄積されているため、腕を曲げている時、本能的に何かを欲する傾向にある。そのため、腕を曲げて買い物カゴを持っていると、無意識に購買意欲が高まり、余計なものを買うと考えられている。

2019/5/29

スポンサーリンク

このエントリーをはてなブックマークに追加

カテゴリー「生活・科学

関連記事