虹が見える条件とは

幸運のシンボルともされる虹。虹は科学的に証明されている現象であるため、場所やタイミングなどの条件が揃えば、誰でも見ることができる。

虹

虹とは、太陽の光が空気中の水滴の中で屈折・反射して7色に見える現象である。光は波長によって屈折率が異なるため、水滴の中を通る時に屈折して7色に分かれる。虹色は一般的に赤・橙・黄・緑・青・藍・紫の7色とされる。

虹を見るための条件として、①雨と晴れの境目に立つ、②影ができるくらい強い太陽を背にする、③自分の影が見える方向の空を見る、この3つが挙げられる。

雨が降る場所には必ず端があり、雨と晴れの境目にいる時に虹が見える。そして、太陽の光が影を作るくらい明るい時、影が見える方向の空に虹が見える。虹が見える時間帯としては、太陽が傾いている朝と夕方によく見える。

例えば、夏の午後から夕方に降る夕立が虹の見える条件に当てはまる。雨と晴れの境目があり、夏の強い日差しがある。夕方には太陽は西にあるため、自分の影が見える東の空に虹が見える可能性が高い。ただし、虹は自然現象であるため、やはり運がいい時に虹が見えるということになる。

ちなみに、「なな(7)い(1)ろ(6)」(7色)と読む語呂合わせなどから7月16日は「虹の日」という記念日になっている。

リンクWikipedia

2019/8/13

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カテゴリー「生活・科学

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