黒目が大きい人と小さい人の違い

若い女性を中心に黒目を大きく見せるためにカラーコンタクトレンズを入れたり、写真の補正機能で黒目を大きくしたりする。

カラコンをつけた人の目

一般的に黒目が大きい人は魅力的に見えると言われている。人の外見的な特徴の一つとして黒目が大きく見える人と小さく見える人がいるが、実は日本人の黒目の大きさは人による違いがほとんどない。

老若男女すべての人は黒目の大きさ(直径)がおよそ11~12mmでほぼ同じである。しかし、私たちの周りには黒目が大きく見える人がいるのも事実である。

これはまぶたを開ける筋力が強い人と弱い人がいて、まぶたを開ける筋力が強い人は黒目がはっきり大きく見える。一方、まぶたを開ける筋力が弱い人はまぶたが下がり、黒目が隠れてしまい小さく見える。

このように黒目が大きく見える人と小さく見える人がいるのは、実際の黒目の大きさに違いはないが、まぶたを開ける筋力が強い人と弱い人がいるためである。また、赤ちゃんや子どもの場合、大人と比べて顔は小さいが黒目は大人と同じ大きさのため、黒目が大きく見える。

リンクおおたけ眼科TBSテレビ

2021/4/22

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カテゴリー「生活・科学

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