売上を伸ばしたリビング学習机

全国に店舗を構えるインテリアショップ「ACTUS(アクタス)」は、輸入家具やオリジナル家具、雑貨、カーテンなどを取り扱う店である。

アクタスでは20年以上前から、子ども用のオリジナル学習机を販売しているが、少子化の影響でその売上は減少していた。そんな中で、ある学習机を開発したところ、異例の5年連続で年間売上1億円を達成した。

sarcle desk

そんな常識にとらわれない商品が「sarcle(サークル)」シリーズの学習机である。この学習机はリビングに置くことを前提に開発されたものである。

一般的には子ども部屋に置くような学習机をイメージするが、アクタスの学習机「sarcle desk」(税込86,900円)は家族がいるリビングに合うデザインとなっている。リビングに置いても圧迫感や違和感がない。また、子どもがリビングで勉強すると親の目が届くというメリットがある。

さらに、この学習机で特徴的なのが、机の片方に出っ張りがあること。上の画像ではデスクチェストが置かれているが、これは親が座れるスペースで、子どもが勉強中に親が座って教えやすいようにと作られたものである。

このサークルシリーズの商品は、家族の間で「サークル=循環して使う」ことをコンセプトに作られた。最初はリビングで使いたい、子どもとできるだけ一緒にいたい、子どもが使わなくなったら大人が使いたい、そんな家族向けの商品となっている。

リンクアクタス

2021/8/18

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カテゴリー「生活・科学

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