消火器を家庭に普及させた商品

病院や学校などでは消防法で消火器の設置が義務付けられているが、一般家庭の場合は任意による設置となっている。

そのため、一般家庭での消火器の設置はあまり普及していなかった。そんな中で、東京都江東区有明に本社を置き、消火器や消火設備などを製造・販売するモリタ宮田工業株式会社では、一般家庭での消火器の普及を目指して、3年半もの試行錯誤を重ねてアイデア商品を誕生させた。

+ 住宅用消火器

それは「赤くない消火器」で、防災ブランド「+maffs(マフス)」の「+ 住宅用消火器」という名前の商品である。

一般的な消火器は赤色をしているが、そのイメージとは全く異なる「白色と黒色の消火器」を作った。この住宅用の消火器は一般家庭のキッチンなどに置いても馴染むことから、インテリア感覚で購入できる。

もともとの真っ赤な消火器は、その色から物々しくて一般家庭には置きづらかった。病院や学校などに消火器を置く場合には、その表面積の25%以上が赤色でなくてはならないという決まりがある。しかし、住宅用の消火器にはその色の制限がない。

そこで「住まいに調和するデザイン」として、「+maffs」の白色と黒色の消火器が作られた。このモノクロな消火器は2019年度のグッドデザイン賞を受賞した。また、色を変えたこの消火器は1万本以上を販売しており、一般家庭での消火器の普及率を着実に上げている。

リンク+maffsAmazon

2021/10/14

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カテゴリー「生活・科学

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