1936年(昭和11年)のこの日、全日本職業野球連盟(後に日本野球連盟と改称、現在の日本野球機構)が結成され、プロ野球が誕生したことを記念して制定。
この日は「職業野球連盟設立の日」ともされる。当時の加盟チームは、東京巨人軍(現:読売ジャイアンツ)・大阪タイガース(現:阪神タイガース)・阪急軍(現:オリックス・バファローズ)・名古屋軍(現:中日ドラゴンズ)・東京セネタース・大東京軍・名古屋金鯱(きんこ)軍の7チームだった。
ちなみに、契約選手の第1号は、この時すでに東京巨人軍と契約していた三原脩(みはら おさむ、1911~1984年)である。給料は月俸にして177円。当時の大卒初任給は64円ほどだったので、かなりの高給であったと言える。
三原は右投右打で、ポジションが二塁手。巨人軍の前身である大日本東京野球倶楽部に第1号のプロ野球選手として1934年(昭和9年)6月6日に入団した。現役引退後は新聞記者として活動し、野球評を中心に記述。その後に読売ジャイアンツや西鉄ライオンズ、大洋ホエールズ、近鉄バファローズ、ヤクルトアトムズの監督を務めた。
関連する記念日として、「や(8)きゅう(9)」(野球)と読む語呂合わせから8月9日は「野球の日」、8月18日は「高校野球記念日」、12月26日は「プロ野球誕生の日」となっている。
リンク:Wikipedia