東京都三鷹市に本社を置き、企業向けの歯科セミナーや子どもの歯科衛生教育プログラムなどを手がける株式会社Dental Defenseが制定。
日付は「フ(2)ロ(6)ス」と読む語呂合わせから。
歯ブラシだけで落ちる汚れは6割程度とも言われており、デンタルフロスのような歯の間の汚れをきれいにする器具を合わせて使い、歯と口の健康を保つオーラルヘルスケアの重要性をより多くの人に知ってもらうことが目的。記念日は2021年(令和3年)に一般社団法人・日本記念日協会により認定・登録された。
「デンタルフロス(dental floss)」とは、歯と歯の間を掃除するための道具「糸式ようじ」のことである。また、「フロス(floss)」には、「繭(まゆ)のけば」「絹綿(きぬわた)」「デンタルフロスで掃除する」などの意味がある。
株式会社Dental Defenseは、「全ての日本人が歯に対する不安をなくし、口元に自信を持てる社会をつくる」という理念のもと、2018年(平成30年)に歯科医師が創設した会社である。
歯というものがアメリカでは社会的階級を表すとさえ言われるのに対し、日本人は口元への意識が低く、世界的に見て日本はオーラルヘルスケアの分野において遅れているとの意見がある。
同社は「世界基準の歯科医療を日本でも」というキャッチフレーズで、世界の歯科事情・科学的裏づけのある歯科情報の提供や歯の健康教育、口元マナーセミナーなどを行っている。